05/15/15

男性は症状が軽いカンジダ症

カンジダ症は、カンジダと呼ばれる真菌に感染することによって起こる感染症のことで、身体の免疫力が低下していると繁殖力が高まって感染しやすくなります。この感染症に対しては、フロリードDクリームなどの抗真菌剤を塗布したり、ビタミン剤などを服用するなどすれば治療することができますが、カンジダが繁殖する原因を取り除かなければ、たとえフロリードDクリームなどによって症状がおさまっても、再び感染症を引き起こす可能性があるので注意が必要です。
カンジダ症は身体の様々な部位で感染する可能性がありますが、男性と女性で発症率が大きく異なるのは性器における感染です。性器カンジダ症の場合、性器が常時体外に露出している男性は、女性と比べてカンジダが繁殖しにくい環境にあるため感染症にかかりにくく、感染しても症状が軽い場合が多いです。なお、男性の場合は、同じ男性同士でも、包茎の人の方がこの感染症にかかりやすい傾向にあります。
一方、女性が性器カンジダ症にかかりやすく、症状が重くなりやすい理由としては、体外に露出している部分があまりないという性器の構造上の理由以外に、月経前や妊娠中、避妊薬の服用中などホルモンバランスに乱れが生じる時期がしばしばある点も理由として挙げられます。ホルモンバランスの乱れは身体の免疫力低下の原因となり、これがカンジダの増殖を引き起こすことにつながります。
性器カンジダ症においても、フロリードDクリームなどの抗真菌薬の塗布は非常に有効です。しかし、入浴やシャワーの際に性器をよく洗って清潔な状態に維持したり、生活習慣や食生活の見直しを行うなど、カンジダが繁殖しにくい環境をつくっていく努力も同時に必要となります。